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Pizza port(ピッツァポート)
Pizza Port Brewing / ピッツァポート ブリューイング
創業:1987年
拠点:カリフォルニア州 サンディエゴ
1987年サンディエゴ郡ソラナビーチにてピザ屋として創業。1992年醸造開始。サンディエゴを中心とする南カリフォルニアに5か所のブリューパブを展開する。
オーナーはジーナ・マルサリアとヴィンス・マルサリアの姉弟。
始まりは1987年3月のこと。まだ20代だったジーナとヴィンスのマルサリア姉弟は、サンディエゴシティの少し北にある活気のない海岸沿いの町「ソラナビーチ」で経営難に苦しむピザ屋を買い取った。
そして、サンディエゴ流のツイストを効かせたピザとチキンウイングというクラシックメニューを引っ提げて、有名なパシフィックコーストハイウェイ沿いのファンキーな店先からPizza Portの歴史は始まった。
駐車スペースは限られており、建物内部には手作りのシンプルなピクニックテーブルが所狭しと並び、サーフ関連の装飾品がごちゃごちゃと飾られていて、洗練されたフードの味とはそぐわないぐらいだったが、噂が噂を呼びPizza Portはすぐに地元住民のお気に入りになった。
ヴィンスは早い時期からレストラン倉庫内の空きスペースを利用して趣味でホームブリューを始めていたが、醸造量は次第に増え、家庭では消費しきれないくらいの量になっていった。
そこで、彼らの友人やファンの勧めもあり、ヴィンスとジーナはブリューパブビジネスに踏み込むことを決意した。1992年、Pizza Portは初めてのビールをその常連客に提供した。
ピザを人気メニューに押し上げたのと同じくフレーバー重視の方針によって、Pizza Portのビールは黎明期にあったサンディエゴのクラフトビアシーンにおいてすぐに名声を確立した。
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